ご挨拶

北海道平取高等学校HPに、ようこそいらっしゃいました。
 本校が所在する平取町は、北海道日高振興局管内の北西部、沙流川の中流に位置し、人口約4,600人、「ニシパの恋人トマト」や「びらとり和牛」、「二風谷アイヌ」等で知られた、農業を主幹産業とする町です。
 本校は、その平取町内唯一の後期中等教育の学び舎としてあかりを灯し続け、今年度、創立74年目を迎えます。全日制普通科で1学年1クラスの小さな学校ですが、生徒は明るく元気で学習や特別活動、部活動に励んでいます。教職員は、そのような生徒たちのありのままを尊重し、生徒との対話を重視して長所や可能性を伸ばすことに重点を置いている学校です。
 特に、学習指導については以下のような指導体制をとっており、学力向上を図っています。
  1.2年次からはコース制の教育課程を編成し、希望の進路に即した学習を進めます。
  2.総合的な探究の時間では、「共生」「地域」「多様性」「SDGs」を主題にして、 校外で学ぶ時間や全校生徒に向けて発表する時間を設定しています。
  3.今年度の1年生から学校設定科目「アイヌ文化」を設置し、言語や工芸などを学びます。
  4.ALTが週2日来校し、生きた英語を体感することができます。
  5.タブレットを駆使した授業を実施し、学習の理解を深めます。
  6.放課後の平常講習と長期休業中の講習を設置するなど、きめ細かい進学指導を行ってい ます。
  7.北海道高等学校遠隔授業配信センター(有朋高校内)による遠隔システムを使った授業 (一部)を取り入れています。
  8.放課後は、平取町公設民営塾「びらとり義経塾」で、無料で学ぶことができます。
 地元の平取町からは、入学時の諸費用や通学費、資格検定料や見学旅行費の一部などをご支援いただいており、3年間安心して学ぶ環境が整っています。
 このように、本校は小規模でアットホームな校風の中、将来の夢を叶えることができる高校です。
 最後に、これを読んでくれました町内、道内、道外の中学生の皆さんへ。本校に興味を持ち、入学を検討してくれましたら嬉しいです。なお、中学生及び保護者の方の本校見学は原則いつでも対応できますので、事前にご連絡ください。
令和6年4月 校長 鈴木 浩