アイヌ文化Ⅰ(1年生)の様子

 講師に地元平取町二風谷でアイヌ文化の普及に尽力されている関根健司先生をお招きし、1年生の「アイヌ文化Ⅰ」の授業が行われました。 

 授業の導入では、現在多方面で活躍されている娘の関根摩耶さんの映像を視聴しました。「アイヌが人々の『当たり前』になってほしい」という言葉。それは、アイヌ文化が特別なものではなく日常の中に自然に存在し、誰もが個性を尊重し合える世界への切実な願いです。「自分はアイヌを代表しているのではなく、一人の人間として学び続けている存在」という等身大のメッセージは、生徒たちの心に深く響いているようでした。

 後半は、アイヌ語の座学と実践を行いました。日本語にはない独特の音の響きや、カタカナの小文字を使った表記ルールなど、言語としての特徴を学習。関根先生は、「アイヌ語やその文化をきっかけに、自分自身の文化にも興味を持って学んでほしい」と生徒たちに語りかけました。他者の文化を知ることは、自分自身のルーツを見つめ直す大切な鏡になります。

最後には、出席者全員がアイヌ語で自分の名前と出身地を伝える自己紹介に挑戦しました。最初は慣れない発音に戸惑いながらも、最後には一人ひとりが自分の口からしっかりとアイヌ語を響かせていたのが印象的でした。

 授業の締めくくりは、今日学んだ大切な言葉で。

イヤイライケレ!(ありがとうございました!)